前回の記事「中国人富裕層アテンド~大阪&奈良編~その1」「中国人富裕層アテンド~大阪&奈良編~その2」の続きより。
前回の記事その1
前回の記事その2
今回のメイン、大阪の医療機関で人間ドックを受けること。
人間ドックは、特にJHK TRAVELの中でもメインコンテンツでございます。
JHK TRAVELの医療観光について
今回は申込がわりとギリギリだったため、午前と午後で一人ずつ分かれて受診してもらいました。
午前に女性、午後に男性。
「えーーーっ、二人一緒じゃないの?!」
と言われましたが、申込ギリギリでたびたび変更があったので、そこはご納得いただきました。
弊社が中国人クライアントと日本の病院に入る理由はそこなんですよね。
中国人の言い分と、日本の病院の言い分、どちらの都合も折り合いをつけること。
中国人は旅行スケジュールもあるし、保険がきかない分納得のいく価格で受けたい。
日本側からすると受け入れてもいいけれど、日本人のお客様もいるし、予約は早目の方優先。
事前の申込書や注意書きの送付、支払い受付などは弊社が前もってやっておきます。
事前入金は100%の額をいただいています。ドタキャン防止のためです。
そしてお客様からいただくのは中国元ですが、日本側には日本円でお支払いです。
JHK TRAVELのウリ
女性は検査終了後、大阪の街でお買い物。
ここでも弊社の存在価値が出てきます。
中国人富裕層となると、すでに何回も日本へ来ています。そもそも弊社のクライアントは主に「日本の3年ビザを持っている方」です。
彼らは日本で何のブランドがあるかは大体知っています。しかし、大阪のどの商業施設で買えるかまでは知りません。
例えば、
「無印良品で○○を買いたい」
「アニエスベーで子供服を買いたい」
「コムデギャルソンのショップに行きたい」
など、わりと名指しでお買い物リストが存在します。
しかし、旅行客はとにかく時間がありません。
例えばアニエスベーのお店がどこにあるのかはネットで調べればすぐわかりますが、「子供服を置いているか」までは分かりませんよね。
そういった深い情報というのは、ネットだけではだめでやはり日本人の力が必要になってくるのです。
よくわからない情報でとりあえずお店に行ったら置いていなかったということが過去にあるのでしょう。このニーズは特に何回も日本へ来ているお客様に多い傾向です。
次の日には京都へ行くというお客様のため、一番効率の良い順番でお買い物を決行させていただきました。
これは普通の旅行会社では対応できないことだと思います。それが、弊社JHK TRAVELブランドのウリなのです。
しかもJHK TRAVELで人間ドックを受けると阪急百貨店のVIPカードが必然的についてきます。
こちらは非常に喜ばれまして、梅田という大きな商業施設がたくさん並んでいる地区で、このお店で買い物をするという大きな理由になったと思います。
午後の男性の検査も無事に終わり、「夜、牛肉の鍋が食べたい」というので、条件に合うお店を探して教えておきました。
・ブランド牛肉であること
・並ばなくていいところ
・外国人にある程度対応しているところ
・美味しいところ(安過ぎない)
・ホテルから歩いていけるほど近いところ
・価格が分かりやすいところ
↑
これが条件でした(笑)
大満足だったようで、友達にもそのお店を教えていたようです。これが中国人の口コミですね。
奈良&大阪編は以上です!
実際にあった出来事をつらつらと書いただけですが、インバウンドのヒントはたくさん盛り込まれていると思います。
よかったら是非今後の参考にしてくださいね。
by TAOZI
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