アジア最大級の超大型豪華客船が入港
アジア最大級の超大型豪華客船、「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」が神戸へやってきました。
b総トン数:16.7万トン
サイズ:全長348m×幅41m×高さ71m
乗客定員数4100人
この船は2015年6月に上海を起点とし、アジア最大級のクルーズ船として就航されました。
アジア最大級とはいいますが、その他多数ある豪華客船のうちでもトップクラスのサイズです。
この船よりも大きいのは、アメリカの全長362mで乗客定員数は5400人の「オアシス・オブ・ザ・シーズ」と
2016年5月にフランスから進水した、全長362m、乗客定員数6360人の「ハーモニー・オブ・ザ・シーズ」のみとなります。
(※2016年8月現在)
クァンタム・オブ・ザ・シーズ内施設
クァンタム・オブ・ザ・シーズは特別施設が満載です。
なんと海上90mもの高さから海を一望できる展望カプセル「ノース・スター」
ノース・スター動画
透明な円形空間の中でスカイダイビングが出来る、「リップコード・アイフライ」
リップコード・アイフライ動画
ボディーボードで前方から流れてくる水流に乗る「フロー・スライダー」
フロー・スライダー動画
その他、
ロック・クライミング、カジノ、ミュージック・ホール、スパ・フィットネスセンター、シアター、ガラス張りのラウンジ
など、船内でたくさんのアトラクションが楽しめるようになっています。
クァンタム・オブ・ザ・シーズ入港当日


2016年8月25日 15:00~
神戸港へクァンタム・オブ・ザ・シーズが入港。
今回の乗客数は4033人で、クルーは約1500人。およそ5500人の外国人観光客が一気に神戸へとやってきました。
弊社では神戸市から委託されたクルーズ船おもてなし事業「神戸タウンクルーズ」の一環として今回もおもてなしをさせていただきました。


ポートターミナルや、神戸の都心商業地である三宮センター街や元町商店街に案内所を設置し、多言語対応可能スタッフも配置して、神戸での時間をより楽しく、より充実したものとなるようにご案内させていただきました。
5月と6月も神戸タウンクルーズは実施されていましたがいずれも停泊日数は1日でした。
今回のクァンタム・オブ・ザ・シーズは25日15:00~26日23:59までの停泊だったので、乗客の皆様もかなりゆったりと神戸市内を散策出来たようです。


今回一番の成果はアンケート
今回一番力をいれたのは、アンケートの実施です。
行った観光地や感じたこと、良かったこと悪かったこと、消費金額などの聞き取りをご案内と同時にさせていただき、乗客の皆様と直接お話しできる機会が多かったのですが、この2日間の彼らの過ごし方は
・1日は大阪または京都、1日は神戸
・1日は団体旅行、1日は個人旅行
・2日間とも個人旅行
など、いろいろなパターンで過ごされていたようですが、2日間とも団体旅行で過ごす、といった方はかなりの少数派でした。
1日目の夜、ツアーを終えてポートターミナルに帰ってきた乗客の方に「いかがでしたか?」と聞いてみたところ
「何も見れないし何も食べていないし何もしていません!なんの感想もありません!移動ばっかり!明日は個人旅行でゆったり過ごすわ!」と言っていました。
団体旅行は確かにいろいろなところへ行けるし、言語問題もないし、迷子の心配もないので安心していけるけれど、移動ばかりで面白くないんだそうです。
こういった声を聞くと、これから確実に団体旅行から個人旅行へシフトしていくのだろうと感じることが出来ますね。
見れなかったものを
食べれなかったものを
出来なかったことを
皆さま、次回は是非チャレンジしてください!
神戸タウンクルーズはまだまだ続きます。
9月10月は欧米系豪華クルーズ船「セレブリティ・ミレニアム」が神戸港へやってきます。
その際も観光客の皆様へのおもてなしをさせていただきます。
そしてタウンクルーズだけではなく、よりインバウンド市場を開拓し、インバウンドビジネスを展開していくために、おもてなし関西プロジェクトはインバウンドセミナーや、インバウンドに取り組む方への支援を行なっております。
おもてなし関西プロジェクト