上海外語頻道ICSとは?
中国国内唯一の外国語で構成されたテレビ番組!
まず、ICSとは”The International Channel Shanghai” の頭文字であり、上海外語頻道の英名です。
そして上海外語頻道は日本語で”上海外国語チャンネル”。
中国唯一の省クラス(※)のテレビ放送局であり、テレビ局自身がテレビ局自身がニュース、特集、バラエティ、娯楽などを制作している日本語番組です。(※省は中国行政区画の最上級の単位(一級行政区)であり、中央直属。)
また、中国大陸唯一の英語・中国語・日本語の3か国語で構成されたテレビ放送局でもあります。
ICSのコンテンツについて
毎日24時間放送され、約11の番組を制作しています。
放送する番組は全て外国語が主体となって構成されているものばかりで、基本的には英語もしくは日本語の音声に必ず中国語の字幕がつけられますが、ゲストが中国語で話す時は英語もしくは日本語の字幕がつきます。
主なジャンル
【楽活上海】クッキングなどのレシピ情報、季節による最新の旅行情報など
【ニュース】国内外問わずイベントや人々の生活、事件など
【財政と経済】国内外問わずの経済動向や株の動き、専門家の対話など
【文化(学問・教養)】最新科学や技術、異文化や歌曲、習い事の紹介など
【娯楽】フィットネス、ファッション、ライフスタイル、各業界の著名人物紹介など
【グルメ】プロのシェフによる西洋風クッキングの紹介など
【旅行】国内外のアクティビティやグルメ、スポット紹介など
ICSの日本語番組「中日新視界」
「中日新視界」はICSの制作する番組の中でも日本語がメインになっているもので、2015年3月1日に正式放映がスタートしました。
「中日の橋」という日本語番組が1996年9月から放映されており、その中日の橋がバージョンアップしたものが中日新視界になるため、ICSの日本語番組の歴史は意外と長いのです。
日本の政治、経済、文化、科学技術、教育などに内容を集中し、両国民の友好交流を促進するものをして評価を得ています。
リンク:ICS公式サイト
需要が伸びている日本語番組!
2016年、中日新視界においての視聴率がチャンネルの平均値を大幅に超えて最高視聴率0.5%を記録し、全国各地の観衆データベースに非常に大きな影響を与えました。
日本と違い、チャンネル数が100以上もある中国のテレビで、0.5%は大きな数字です。また、少なくとも上海だけでも900万戸の家庭にネットワークがつながっているとされているため、全国放送の場合、視聴人数のπも日本とは大きく違います。
注目すべきは「どれぐらい伸びた結果の0.5%なのか」で、外国語チャンネルの1日の平均視聴率が0.04%でありながら、中国新視界の平均視聴率は558%伸の0.24%で、最高視聴率が1286%伸の0.5%であるということです。
中国における外国語チャンネルの中でも、中国人がどれほど日本に関心を持ち日本の情報を欲するようになったかがよくわかる数字です。
情報規制がされている中国では外国の情報は非常に少なく、コンテンツも限られています。
中国唯一の省クラスのテレビ放送局が制作し、中国唯一の日本語構成の番組である「中日新視界」は日本の情報を欲している視聴者の貴重な存在なのです。
中国大陸唯一の日本語番組に出演出来ます!
これから団体旅行よりもFITと呼ばれる個人旅行で日本へ来られる方が増えていくと言われています。
団体旅行であれば、それを取り仕切っている旅行会社にPRをするだけでも良いのですが、FITで来る方たちは自身で情報を集めて来ています。
そのFITの方たちが情報を集めるためのコンテンツの中で、情報を提供をしなければなりませんし、尚且つ「魅力的だ、体験してみたい」と思ってもらわなければなりません。
どの外国でも当てはまることですが、中国人と日本人の価値観や視点はまったく違います。日本人が好きな見せ方やシーンを中国人が必ずしも好きなのか?と言えば答えはNOです。
この番組は中国人スタッフによって構成されており、中国人の視点で番組制作をすることが出来ます。
この「中日新視界」でコンテンツを紹介したい方、中国のテレビ番組に興味があるのであれば以下のお問合せフォームよりお気軽にお問合せ下さい。